【序章】人生リスタート計画──毒親育ちでも、ここまで来た話

誕生前夜シリーズ

はじめまして。

この記事は、54歳のオレが、

「どん底の人生を、もう一度やり直したい」

そんな気持ちで書き始めた記録です。

毒親に苦しんだこと。

自分を変えたかったこと。

誰にも言えなかった弱さと、

それでも諦めたくなかった想い。

ありのままを、書きました。

ここには、オレのリアルな生き直しの記録があります。

もし、今の自分に少しでも迷いがあるなら──

きっとどこかで、あなたにも重なるはずです。

誰しも一度は考えたことがないだろうか?

苦しいとき、未来の自分にタイムマシンで会いに行き、アニキ(あるいはアネキ)になってアドバイスしてもらえたら──と。

これは、そんな願いをバーチャルで実現したような話だ。

モデルはオレ。誰かに誇れるものなんて、何ひとつない人間。

正直、これを書くのにはかなり勇気がいった。

オレは毒親育ちでもある。

その葛藤の中で、どうにか「非モテ」だった自分から、「普通の人」になっていった物語でもある。

最初は、まるで遺書のつもりで書き始めた。

辛かった。

「親なんだから、わかってくれるはずだ」──

そんな期待は、何度裏切られても捨てきれなかった。

期待して、裏切られて、怒って、また期待して、また裏切られる。

その繰り返しの中で、だんだん親の本当の姿が見えてきた。

長い時間をかけて、オレは悟った。

親を変えようとする時間は、無駄だったんだ。

だから、決めた。

もう期待しない。戦わない。

そこから、ようやくオレ自身の「自分らしさ」を取り戻し始めた。

次は異性に対しての話。

タバコ、超加工食品、酒、ギャンブル、運動不足──

これらを遠ざけた上で、改めて女性と向き合ってみた。

すると、見える景色は変わった。

異性に過度な期待をしない。

それだけで、圧倒的に人間関係のクオリティは上がる。

これは、恋愛に限らず、すべての人間関係に共通している。

そして、マインド。

  • 期待しない
  • 戦わない
  • 女の子を否定しない
  • すべてはオレの力不足だ(自責)

途中、人生があまりにも苦しくて、神頼みに走ったこともあった。

でもそこで気づいたんだ。

「神様」って何だろう?って。

神様とは──

  • 食生活
  • 自信
  • 知識
  • 誰かにパワーを与えようとする自立したマインド
  • 相手を気遣い、身だしなみを整える思いやり

つまり、異性にモテるための基本の中に「神(健康)」がある。

神様とは、アテにするものじゃない。

自分の中に宿すものだった。

YouTubeで若い人たちが、

誰にも頼らず、泣き言も言わず、

ひたむきに頑張る姿を見た。

理解した。

神様とは、綿菓子のようなものだ。

「自分が回転しなければ、大きくならない」。

行動しよう。

周りに明るく振る舞いながら。

自分から周囲に、元気を与えながら。

そして──

大きな綿菓子になろう。

これは、オレ自身の実話。

そして、「今のオレならこう思う」というリアルな気持ちで構成された物語。

「オレ、本当はこんなキャラクターじゃない」

「オレがこうなったのは両親のせいだ」

ずっとそう思っていた。

でも、それもまた苦しかった。

まるで、“オレじゃないオレ”が、悪い方向へ人生を勝手に動かしているような気持ち悪さ。

親がいない場所でも、

ひとりでいるときでも、

心の中に、親の人格がへばりついている感覚。

その正体は、ミラーニューロンだった。

ミラーニューロン──

一緒にいる相手に、自分も無意識に似てしまう現象。

「朱に交われば赤くなる」──

動物的な本能だ。

だから、誰かから影響を受けたくないなら、

離れるしかない。

親への依存心は、蟻地獄みたいに深い。

心優しい人こそ、幸せになってほしい。

だからオレは、こうして体験を語る。

離れないと見えてこない景色が、世の中には確かに存在する。

人生は冒険だ。

時間は有限だ。

ほんの少しの勇気が、未来を変える。

オレほど悲惨な人生でも、生きてこれた。

だから、語る資格はあると思った。

怖かったけど、チャレンジすることにした。

グラビアクイーン・吉木りさになったつもりで。

デンジャラスクイーン・北斗晶になったつもりで。

大胆に、ギリギリで。

オレの恥ずかしい過去も、攻めた姿勢で、全部書いていこうと思う。

どうか、応援よろしくお願いします。

(北斗晶と吉木りさ、物語のどこかで登場します)






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